2013年8月21日水曜日

基本情報技術者試験ではCASL2を選択

IT系の業界で必須とも言われている基本情報技術者試験は、合格率はそれほど高くないので比較的難しい部類に入ります。

もちろん、きちんと勉強と対策を行えばそれほど難しくないのですが、専門性の高い用語や計算があるので苦手な人には辛いでしょう。

私は基本情報技術者試験を1度失敗して、2回目の試験で合格することができました。

最初の試験のときは、適当に問題集を選んで1回解いた後、試験を受けました。

結果は午前はまあまあできたのですが、午後の問題が全く分からず惨敗でした。

2回目の試験を決意して、しっかりと対策をする重要性がわかりました。

基本情報技術者試験の午前の問題は、問題集1冊と過去問でほぼ問題なく解けます。

あまり多くの問題集を行わなくても、1冊しっかりと覚えれば8割位は解けるようになります。

問題となるのは午後の試験になります。

午後の試験はアルゴリズムや少し高度な分野が出題されます。

特にアルゴリズムの問題は、選択した分野で難易度が変わります。

普段プログラムをしない人は、「CASL2」を選択することをお勧めします。

慣れれば比較的簡単に解けるようになるので、過去問でしっかり理解すれば合格点に届きます。

それ以外の言語は難易度が受験の年によって違うので、よほど自信がなければ避けた方が無難です。

なお、午後の問題も過去問をしっかり解いて理解することで、十分対策が可能です。

基本情報技術者試験は、しっかりと理解していれば過去問とその他参考書1冊きちんと行うことで対策が可能です。

2013年8月7日水曜日

リフレクソロジストを学校で取得

私は、現在事務職をしているため、肩や首の痛みを毎日感じていました。

そこで、仕事帰りにリフレクソロジーのサロンに訪れて、施術を行なってもらいました。

施術中はあまりにも気持ちよくて、眠ってしまいました。

そして、施術後立ち上がると、足だけ触ってもらっていただけなのに、体全体の血行が良くなりポカポカと温かく感じ、首や肩の痛みがとれていました。

その不思議な体験から、自分でもやってみたくなり、リフレクソロジストの学校に通うことにしました。

まず、人の身体に触れ必要があることから、自分自身も清潔にしなければなりません。

また、施術は手で行うので爪も短く整え、相手の足を傷つけないように、しっかりと手入れをすることから始まりました。

もちろん無闇やたらに施術を行うことはできませんので、しっかりと座学の授業で知識を付けます。

施術方法も、ただ足だけを触るのではなく、足は体全体を映し出す鏡のようなものと考え、足の裏を触りながら、お客様の体全身を触っているとイメージしながら、何度も練習をしました。

学校で勉強するだけではなく、自宅でも練習して、次回の授業までにレポートを提出していました。

知識だけではなく、実技も必要な資格でしたので、とても奥が深く、資格を取得した今でも更にリフレクソロジストとして磨きをかけています。

リフレクソロジーの資格を取得し、両親に施術してあげたら、肩こりなども軽減したと喜んでくれました。

リフレクソロジストのスキルを活かして、新たに仕事を始めることもできますし、本当に頑張って良かったです。

2013年7月24日水曜日

電気工事士試験は実技を楽しむこと

「手に職を付けたい!」

そんな気持ちで何か始めようと思いたったとき、自分には何が向いているのだろうと考えました。

妻から家の「電球を交換して」と言われたとき、日常で一番役に立つのは「電気」ではないかと考えたのです。

そこで電気工事士の資格取得を目指すことにしました。

電気工事士試験では、筆記試験と実技試験とがあります。

実技試験は前もって課題が与えられるので、しっかりと準備をして時間内に配線できれば合格できます。

私はまず、実技試験の勉強から取り組みました。

道具は日曜大工の商品を扱っている店ならどこでも手に入りますし、配線の仕方も本やDVDを見ながら楽しく学べます。

筆記よりも、実技から入って楽しさを知り、その後筆記を勉強する方が良いでしょう。

筆記試験は、難しく考える必要はありません。

きちんと基礎をやって、電気工事士の過去問を解いておけば大丈夫だと思います。

しかし、油断は禁物です。

筆記試験が受からないと実技試験に進めませんし、この筆記試験の合格率は高いわけでもないのです。

ですから、「何としても楽しんでやった実技試験を受けたいんだ!」という気持ちで取り組んでほしいですね。

また、実技では普段ならできることも、当日は緊張してなかなか手が動かないこともありますし、机が小さくて部品が床に落ちたり、前の人が机に接触し手元が揺れるなど予想外なことも起こりました。

これを乗り越えて合格できれば電気工事のプロとして認められますから、日常生活でとても役立ちますよ。

2013年7月10日水曜日

実技は時間との勝負(診療報酬請求事務能力認定試験)

以前から、人の役に立つ仕事がしたいと思っており、いろいろなアルバイトを経験した後、医療の仕事に就いてみたいと考えるようになりました。

医療の仕事にできるだけ早く就ける職業として、医療事務がありましたので、資格試験を受けるべく専門学校に通い始めました。

ペーパーだけの試験は何度か受けたことがあったのですが、診療報酬請求事務能力認定試験は、選択問題の他にレセプトの点数計算をする実技試験がありました。

ちなみに、診療報酬請求事務能力認定試験は、厚生労働省に認定されている医療事務の民間資格です。

緊張してしまうと手が少し震えてしまう私としては、普段の試験勉強から試験を受けているかのように、緊張感を持って電卓を打つ練習をしていました。

この試験は、時間との勝負になりますので、じっくり考えている暇はないでしょう。

レセプトの実技試験では、ひっかけ問題が数個ほど出てきます。

気付きにくいひっかけ問題なのですが、何度か問題を解いているうちに、ひっかけにもパターンがあることに気付くと思います。

レセプトはたくさんの文字を書きますし、また選択問題もありますので、シャープペンシルと鉛筆の両方を用意しておいた方がいいでしょう。

この試験は1回で合格することができれば、かなり医療事務に向いていると考えられるほど、難易度の高い試験と言われています。

1回で合格することができなかったとしても、再度試験を受けようとする気持ちが大切になってきますので、お互いに支え合える友人を作っておくといいでしょう。

2013年7月2日火曜日

宅建は過去問に慣れることを中心に

不動産に関わる仕事であるなら、何かと必要になる資格である「宅建」。

宅建とは「宅地建物取引主任者」のことであり、宅地建物取引主任者には賃貸借契約を行ったときの重要事項説明、いわゆる35条書面の説明をする大事な仕事があります。

私の父が不動産関係の仕事に就いており、自身も法律を勉強したいと考えていたので、その登竜門として宅建試験に挑みました。

宅建は四択のマークシートが50問あり、合格基準は毎年変わりますが、大体32点から36点の間を推移しているようです。

宅建試験の科目は、次の4つの分野に分かれています。

・民法等の基本的な契約や人などを扱う権利関係

・農地法や建築基準法などの建築における様々な制限を扱う法令上の制限

・宅地建物取引主任者や不動産業者がどのようなものかを扱う宅建業法

・所得税等の税法と不動産に関わる統計等を扱う税その他

私はとにかく過去問をやることで、暗記が主となる宅建業法や法令上の制限を得点源とし、権利関係の基礎的な問題を落とさないようにしました。

統計や権利関係の応用問題は、参考書や過去問だけでは対応できないので、予備校等に通うとより効率がよくなると思います。

宅建はここ数年の間は、問題形式が大きく変わっていないので、過去問に慣れることを中心に勉強を進めれば、十分合格点を取ることができると思います。

2013年6月19日水曜日

行政書士は工夫すれば短期間で合格できる

平成24年(2012年)に初めて行政書士試験を受験しました。

行政書士試験は300点満点で行われ、6割以上で合格です。

試験範囲は膨大で、問題は難しいものの合格基準が高くないため、多少の苦手分野があっても合格できるタイプの試験だといえます。

私の得点は、212点(法令130点、記述38点、一般知識44点)ということで、多少余裕をもって合格することができました。

夏に申し込みをして、3ヶ月間、主に平日の通勤時間を使って、1日2時間~3時間勉強しました。

2人の幼児が居て、家では勉強できないため、勉強時間を確保するのが一番難しかったのですが、短期的に集中して分野を絞って勉強できたのが、功を奏したのだと分析しています。

大学で法学部を卒業したあと、IT関連企業の法務職を12年やっていまして、憲法、民法や商法の知識については、ある程度あったので、過去問を解きつつ、出そうな分野を重点的に整理しました。

ただし、商法は、機関法務業務で日頃使う知識はあるものの、細かいことは覚えておらず、範囲が膨大なため、試験対策という意味では捨てました。

政治経済等の知識も、何度か受けた模試などでもそこそこできており、過去問や模試の復習をした程度で、試験対策としては捨てていました。

課題は、知識ゼロからスタートした行政法でしたが、簡単な入門書2冊を、3回ほど繰り返したあと、問題集をひたすら解きながら、細部に入らず、憲法を意識しながら体系的な理解をするように心がけました。

記述式問題の対策は、市販の問題集を一冊買って、電車で通読する程度で、特別なことはしませんでした。

試験の1ヶ月前と2週間前に、それぞれ予備校の模擬試験を受けたのですが、その成績は合格点にぎりぎり届くもの、届かないものがあり、直前まで私の合格率は五分五分だった気がします。

どんな試験でもそうですが、大事なのは最後の追い込みだと思っています。

行政書士試験の場合も、最後の一週間は、家族に理解してもらい、妻には子供を連れて実家に帰ってもらうなどして、最後の追い込みをかけました。

また、直前になると、不安に駆られてあれもこれも手を出したくなるものです。

私の場合は、時間が限られていたこともあり、最初からあれこれ手を出すのは無理だと思っていました。

その分、割り切って、すでにやったことあるものの中で、知識が曖昧なものを整理して確認する作業だけに集中することができました。

これが、思いのほか効果的で、実際の問題にも最後の復習でやったところがたくさん出ており、点数を稼ぐことができました。

試験にはそれぞれの“クセ”のようなものがあって、それにあった勉強法ができれば、短期間でも合格できると思います。

私は、運が良かったのもありますが、うまく時間を使えたのが最大の勝因だったと思っています。

2013年6月5日水曜日

社会の動きに注目し精神保健福祉士に合格

私が国家資格である精神保健福祉士を取得したのは、今から3年前のことです。

建設業界から医療業界に転身し、精神科の病院に勤務しながら資格の取得を目指し勉強しました。

私が精神保健福祉士の受験資格を取るためには、専門学校に通わなければなりませんでしたが、通信制の過程を修了するだけで受験資格が得られるので、仕事と学業の両立にはさほど苦労はしませんでした。

精神保健福祉士の試験に合格するためには、当時の私にとって膨大な知識が必要であるように感じました。

普段あまり馴染みのない分野についても色々と覚えなければならず、暗記が苦手な私はとても苦労しました。

そんな私が実践した勉強方法は、とにかく試験の過去問題を解くということです。

しかし、ただ解くだけでは上辺だけの理解で終わってしまいます。

それではもったいないので、時代背景や社会のニーズなどと絡めて覚えるようにしていました。

そのように覚えることで、知識に厚みが増し、他の問題でも応用が効くようになりました。

また、精神保健福祉士の資格を取得する上で大事なことは、世の中の動きに敏感になることです。

医療や福祉の法律や制度は目まぐるしく変化します。

実際の試験でも、このような世の中の動きに関する設問がいくつかあったと記憶しています。

精神保健福祉士の試験は、必要な知識を深く理解すれば、決して難しい試験ではありません。

もし、これから試験勉強を始めるという方は、ここで紹介した勉強法を参考にしてみてはいかがでしょうか。

2013年5月22日水曜日

毒物劇物取扱責任者に合格するには創意工夫が大切


記憶するものを、イメージ化して覚えるという方法があります。

脳科学を基にした記憶に関する本によると、人間はイメージ化すると、覚えやすく、また忘れにくくなるのだそうです。

私が記憶のイメージ化を利用したのは、毒物劇物取扱責任者の試験の時が初めてでした。

もっとも、最初は上手くいきませんでした。

化学物質をイメージしようにも、説明からは想像が広がりませんでした。

そこで、化学物質を擬人化したキャラクターのイメージを創作し、物質の特性から由来した色の服を着せるなどの工夫で、覚えることに成功しました。

また、私の友人が別の国家資格を受験する際に、法令を具体的にイメージできるよう挿絵風に図化し、プレゼントしたところ、内容そのままの単純かつ簡単なものでしたが、どうしても覚えられなかったことが覚えられ、試験でも役立ったと喜ばれました。

法令や法規は、言葉の羅列に見えがちなので、イメージ化することが特に有効かもしれません。

内容を具体的にイメージ出来ないと、覚えにくいものです。

また、内容を理解しないとイメージすることが出来ないので、理解と記憶の両方に効果があるはずです。

記憶の研究によると、絵や写真などは意味があるイメージの方が、より覚えやすいようですが、自分で簡単な図を描く方が有効に記憶できる場合も有りますので、自分に合ったやり方を試してみてください。

2013年5月8日水曜日

勉強を楽しんで危険物取扱者乙種第4類に合格


上司に呼ばれ、危険物取扱者乙種第4類の試験を受けるよう命じられました。

そして最後に、「一発で合格するように」と、付け加えられました。

しかも、私と一緒に受けることになった人たちは、優秀な人ばかり。

学生時代、化学が苦手だった私には、大変なプレッシャーでした。

勉強を始めたものの、すぐにスランプに陥り、日を追うごとに、だんだんと手につかなくなっていきました。

気づけば、本の前でぼんやりしているということが多くなりました。

ある日、勉強会に誘われ、気後れしながらも断りきれずに参加たところ、久しぶりに、「合格したい」という強い気持ちが蘇えってきました。

明るい会話で、萎縮が解けたのだと思います。

また、私も皆と合格したい、という気持ちが芽生えました。

そこで、私が抱えているプレッシャー・悩みを、思い切って彼らに打ち明けてみました。

すると、仲間の一人が照れくさそうに、「実は、、、」と、秘策を教えてくれました。

それは、「勉強をゲームに変える」という方法です。

例えば、クイズをつくり、盛り上げたナレーションで採点する。

早覚え的なダジャレや語呂合わせをつくる。

覚えやすさという利点と、もう一つ、しんどい気分の打開に効果があります。

自分にとって面白おかしいことがポイントなので、オリジナルで考えるのがいいでしょう。

そこから勉強を楽しめるようになったりして、「これだけは覚えている!」という自信が付くと、不思議とプレッシャーを克服できたりします。

こういった方法で、私にもエンジンかかり、短期間で追い上げて、無事合格することが出来ました。

2013年4月24日水曜日

大阪の教員採用試験に合格


私は中学校の数学教師になるのが夢で、大学3年生の終わり頃から教員採用試験対策を始めました。

対策を始めたきっかけは大学の春休みに教員採用試験の対策講座が無料で行われると聞いて、それに参加したことです。

そこではどのような問題集を使ったらいいのか、試験はどのような内容なのかなども教えてもらうことが出来ました。

そこで勧められていたのは東京アカデミーの参考書と問題集でした。

有名な会社から出ているので安心だろうと思い、一般教養、教職教養、専門のすべての参考書と問題集を購入しました。

まずは教職教養の参考を読んで、大事な所にラインマーカーを引き、暗記していきました。

それとあわせて、一般教養の参考書も同じように始めました。

ただ、一般教養は教科も多く、範囲が広いのですべてを覚えようとするとかなりの時間が必要になってきます。

私がスタートさせたのは少し遅かったので、すべてを覚えるのは無理だと思い、苦手な社会は全く手をつけないことに決め、それ以外を勉強するようにしました。

オススメの順番は、自分の専門とする教科の一般教養から始めるととても簡単に感じ、やる気が起こるのでいいと思います。

私は専門が数学なので、数学の一般教養の勉強から始め、とてもスムーズに行うことができました。

参考書がある程度終わったら問題集をやってみて、どれくらい出来ているのか確認するのも大事だと思います。

その調子で勉強をしていき、大学4年生の5月頃からは全国の去年の問題集が発売されていたので、47都道府県の去年の教員採用試験をすべて勉強しました。

一般教養も教職教養も両方発売されているので、両方勉強することをお勧めします。

できれば3回くらい繰り返し勉強する方がベストだと思います。

その時期くらいから、面接対策として、大学の先生に試験官をやってもらって、面接対策も週に1回ほどしていました。

その甲斐あって、神奈川と大阪の教員採用試験に無事合格することができました。

2013年4月10日水曜日

英検2級合格のためには慣れが重要


大学2年生の時、きたるべき就職活動が少しでも有利になれば良いなあ・・・と思い、資格取得に励んだ事があります。

専攻していた学部の資格は既に取得済みだったので、中学生時代から8年間授業で取り組んだ英語の資格を取得しない手はないと思い、英検(実用英語技能検定)を受けてみる事にしました。

正直言って、英語はあまり得意ではありませんでした。

大学受験を経験しているので、その頃に猛勉強した貯蓄としてのボキャブラリーがある為、ペーパーテストは大丈夫だろうと思っていました。

ですが、何しろヒアリングが全くできない状態で、試験でもどんな内容なのかわかりませんでした。

ですから、試験に慣れるためにも、3級から受けてみようと思い申し込んでみました。

3級は、私より明らかに若い中学生・高校生もたくさん受けていたので、少し恥ずかしかったです。

試験内容は私にとって簡単でしたが、ヒアリングテストがあったので、やはり慣れるために受験をしておいて良かったと思いました。

もちろん、3級は一回で合格したので、次は2級を受けることにしました。

まず、過去問題集を買ってきて過去10年分を3回やってみたのですが、正直言って3級とのレベルの差に驚きました。

ですが、3回問題を解くと、大体よく出る問題のパターンというのが掴めてきたので、おそらくペーパーテストは大丈夫だろうと自信が付きました。

問題は、2次試験の面接です。

当時は、外国の方と話すだけで舞い上がってしまい、何をしゃべっているのか全くわからなくなってしまう状態だったので、とにかく英語に慣れようと思いました。

そのため、ラジオの上級基礎英語(中学3年生レベル)のCDとテキストを購入して、とにかく毎日聞くようにしました。

まだ完璧とはいえなかったのですが、試験の日がやってきました。

結果は、予想どおりで、一次試験は一回で合格したのですが、二次試験の面接が不合格になってしまいました。

ですが、一次試験が合格すれば、二次試験は当時2回まで一次試験免除で受けることができます。

なので、その後はとにかくヒアリングと話す事に重点を置いて、ラジオの上級基礎英語の他にも、ラジオ英会話の講座をプラスして聞く事にしました。

そこまでやると、日常生活でもちょっとした会話が、頭の中で英語に変換されてきたりして、だいぶ英語に慣れてきている実感が感じられました。

そして、2度目の二次試験で英検2級に合格する事ができました。

2013年3月27日水曜日

英検準二級に合格するには


私は中学生頃から、親からのすすめで積極的に資格試験を受けてきました。

英検もその一つです。

まず三級から受験しましたが、小学生の頃から学校の授業で英語を習っていたこともあって、楽々合格しました。

ところが、準二級はそうはいきませんでした。

三級が簡単だったこともあって、準二級もそんなに変わらないだろうと、勉強を殆どしなかったのです。

最初のリスニングの時点で、全くついていけていないことに気づきました。

一方で、実際に話すのは割と得意な方でしたが、筆記で通らないことには、面接には進めません。

そのときは、予想通り、筆記を落として不合格になってしまいました。

成績表を見てみると、全体的に点数が悪かったですが、特にリスニングの点数が酷いことに気づきました。

その日から私は、母が買ってきてくれた英検対策の本を解き始めました。

しかし、学校の宿題も忙しく、次の英検までにすべての問題を解くのは無理がありました。

そこで、自分の特に苦手なリスニングと、長文読解を中心に勉強し、間違った部分をしっかり復習するようにしました。

また、長文読解が解けていない原因が、単語の意味がわからないことだと気づいたので、自分でわからなかった単語を書き記した単語帳を作り、登下校のバスの中で何度も復習しました。

そして二度目の英検準二級の試験では、勉強の甲斐あってか筆記は無事合格、続く面接もクリアし、無事準二級を取得出来ました。

私がこの経験を通して感じたことは、努力に勝るものはないということと、勉強の仕方に工夫をすることが大切だということです。

限られた時間の中で、どれだけ有効に物事を進められるか。

そのためには、まず、自分の苦手なものを知ることが大切だと思いました。

2013年3月13日水曜日

人間関係を円滑にする(秘書技能検定準1級)


2年ほど前に秘書部へ異動することになりました。

当時私は、秘書技能検定資格を持っていなかったので、秘書技能検定を受けることにしました。

3級や2級は、学生でも簡単に合格すると聞いていたので、準1級を受けることに。

分厚い教科書を一冊買って、内容を見てみたのですが、秘書技能検定の試験内容というのは、実生活でのマナーや、人付き合いを円滑にするための処世術がほとんどで、「今更人に聞けない」ネタが盛りだくさんでした。

ですから、とても興味深く勉強することができました。

秘書というのは、仕事がバリバリできる人というよりは、偉い人に寄り添って仕事する人物としてふさわしい人格が求められているのだということを、改めて知りました。

秘書技能検定準1級では、筆記に合格した後、面接試験にもパスしなくてはなりません。

年に2回の試験で、チャンスが少ないので、どうしても一発で合格したかったのですが、私は面接のときに極端に緊張してしまいました。

面接試験の面接官は、いわば秘書養成のためのプロ集団。

話し方から些細な行動まで、すべてにおいて、ものすごい秘書オーラが出ています。

これは冗談ではなく、全員、真面目なときの「エド・ハルミ」のような人達なのです。

あのレベルにまで達することが出来たら、どんな一流企業でも、トップの側近としてやっていけるに違いありません。

そんな面接官秘書3人に、じっと見つめられて緊張していたわけですが、準1級の試験にも、私よりもずっと若く、まだ高校出たばかりのような子もたくさんいたので、すでに社会人経験のある私が負けていてはいけないと気を取り直し、結果合格することが出来ました。

試験に受かったことよりも、勉強を通して得た高い一般常識力と、面接で「本物の秘書」を見た経験が、その後の仕事にとても役立ち、特に社内で良好な人間関係を構築する能力が身に付いた思います。

2013年2月27日水曜日

情報処理検定に合格する方法


今回紹介する資格勉強法は、「情報処理検定」についてです。

情報処理検定には、企業などで使っている表計算ソフト(エクセル)を使い、指定されたテーマに沿って問題の空欄を計算して埋めていく試験である「実技」があります。

そして、情報にかかわる様々な知識、たとえばコンピューターの計算方式、二進数の計算、デジタルとアナログとの違い、PDFやJPEGなどの画像ファイル形式の種類、肖像権や著作権などの法律についての試験である「筆記」があります。

実技と筆記は、両方とも70点以上とらなければ合格できません。

たとえば、筆記が90点で、実技が50点の場合、合計140点になりますが、合格することはできません。

よって、勉強するときは、両方とも確実に勉強しなければなりません。

まずは、実技についての勉強方法です。

実技は先ほども説明した通り、表の穴埋め形式で、すでにデータが記載されているところを参考にして、穴を埋めていくわけです。

問題そのものは、人間の頭でも十分計算できるレベルなのですが、厄介なのはその量と数字の桁です。

いちいち頭で数式を考えて打ち込んでいては、時間が間に合いません。

そこで使用すべきなのが「関数」です。

コンピューターは、基本演算能力や記憶能力が優れていますが、頭はとても固くて応用が利きません。

そこでコンピューターに決まった関数というものを打ち込んでやれば、コンピューターはその関数に沿って足し算や特定の条件の項目を探し出したりできます。

ただし、関数には似たようなものがいくつもあり、ほとんど同じ意味を持つ関数でも、使える条件が若干違ったり、公式の中の項目の順番が逆だったりします。

エクセルで関数を使おうとすると、丁寧なことにその関数をどのようにすれば使えるかをパソコンが教えてくれます。

しかし、専門的な用語や似ているような用語が多いので、そこでも迷ってしまうことがあります。

ですから関数をそのまま正直に覚えず、単語の意味をよく理解して関数を見直すことで、ミスすることなく答えを導き出すことができるようになります。

次は、筆記についての勉強方法です。

筆記では、二進数の計算などは、比較的簡単なのですが、最もややこしいのがファイル形式の問題です。

画像ファイル、音楽ファイルなど様々なものがあって、とてもややこしいのです。

さらに、同じようなファイル形式でも、作り出した国や流通している国によって、名前が違うこともたびたびあります。

たとえば、ファイル形式の名前は、JPEGやASCIIなどローマ字の短縮形がほとんどです。

JPEGの「J」はジャパニーズの「J」で、国の頭文字をとっています。

このような例は、枚挙にいとまがありません。

ですから、単語の意味に注目して覚えると、区別が付きやすくなります。

2013年2月13日水曜日

TOEICを攻略していくには?


TOEICを受けるきっかけとしては、「会社から言われたので」という方がたくさんいらっしゃいます。

多くの方の場合、英語の勉強は学生の時以来で、大変な思いをするはずです。

しかし、ネガティブなイメージを抱くのはちょっと待ってください。

TOEICは、効率的に勉強すれば確実に得点を取ることができるのです。

まず、TOEICでは、700点を取ることを目標にします。

TOEICは、リスニング・ライティングパートに分かれていますが、何よりも英単語の暗記が大事になります。

英単語の暗記をするには、アルクの「きくタン」が優秀だと言われています。

これには、TOEICに出てくる英単語が、たくさん収録されています。

また、リスニングの練習は、「TOEIC公式問題集」を購入して勉強するのが効率的とも言われています。

リスニングは、とにかく「数」です。

これでもかというくらい、何度も繰り返すことが大事です。

リスニングは4つのパートに分かれていますが、まずは最初の2つのパートを集中的に練習すると、自然と残りのパートもできるようになってきます。

また、ライティングでは、パート5の文法語法問題が大事です。

これが40問あるので、テキパキ正確に解く必要があるのです。

なお、パート5に絞った問題集が販売されているので、これを使うと効果的です。

いろいろな参考書に手を出してしまいがちですが、1冊を完全にやりきることが重要になります。

最後のパート7の長文問題は、とても量が多いので、すべて解ききることはできないでしょう。

ここでは割り切ることが重要です。

ライティングは時間が限られているので、効率的に解くことが重要なのですが、パート5、6をテキパキと正確に解き、パート7を落ち着いて解くことが高得点を獲得するコツです。

そういったことを念頭に置き、上手く時間配分を考えながら解くと、それなりの点数が取れるようになるでしょう。

2013年2月4日月曜日

TOEICの点数を上げる勉強法


TOEICの試験対策として、どのような勉強方法がいいのかご紹介していきたいと思います。

まず、英語は慣れといいます。

これは本当です。

TOEICの試験に関しても、英語に慣れた人ほど高得点が取れています。

では、どうやって英語に慣れることができるのでしょうか。

まず試してほしい練習法は、映画を英語字幕でじっくり見ることです。

見方としては、まず、一通り英語字幕を目で追いながら、内容が分からなくてもいいので終わりまで見てしまいます。

次に、同じ映画を、今度は意味を理解するよう努力しながらまた終わりまで見ます。

ある程度ヒアリングが出来てきたなと思ったら、リモコンでその都度止めながら、知らない単語をノートに書きだします。

全部書き出すのには莫大な時間がかかりますが、ただやみくもにヒアリングの練習をしたり、単語帳を見ているよりは、はるかに身につく勉強の仕方です。

これを延々と繰り返すのです。

10回も見るころには、その映画の筋書きが分かるようになります。

次に英文の読みですが、これは英字の小説を通勤電車の中で読むのが効果的です。

ジャンルは自分の好きなもので構いません。

少々難しいと感じるものがいちばん勉強になります。

これも前述の方法と同じで、1回目は分からなくても最後まで読み、2回目は単語を調べながら読み、3回目は日本語の本を読む感覚でスピード重視で読むようにします。

この2つの練習法を繰り返し行っている方は、1年でTOEICのスコア700点超えを達成しています。

2013年2月3日日曜日

試験で問われるところを見据えて勉強する


世の中には、実に様々な資格があります。

当然、資格を取得するためには、試験に合格する必要があります。

合格するためには、合格基準に達するように勉強しなければなりません。

資格試験の勉強方法如何によって、合格するまでの時間が大きく変わります。

資格試験の勉強の仕方というのはとても大事です。

まず、一番最初に考えなければならないことは、いかに合格するための点数を取るのかということです。

「高得点を取ろう!」とするのではなく、「合格するための点数を取ろう!」と考えるのです。

合格に必要な点数を取れるように、知識を身につけるということです。

そのためには、出題されやすいところを分析することになります。

資格試験では、出題範囲が決まっていますが、その中でも出題されやすい分野と出題されにくい分野があります。

出題傾向を分析して、試験に出るであろうところを中心に勉強するといいでしょう。

簡単な分析の仕方としては、まず過去問を解いてどの分野がよく出題されているのかを調べます。

そして、よく出題されている分野を中心に、テキストを読むという形で勉強するのです。

最初からテキストを読んでしまうと、出題されにくい分野も読んでしまうことになり、勉強の効率が悪くなってしまいがちです。

そのため、まず過去問を解いて、その後テキストを読んで、再び過去問を解く、といった形で勉強をするのが、資格試験の勉強方法として効率的だと言えます。

2013年2月2日土曜日

学習スタイルを比較検討しましょう


まず、「何か資格を取得したい!」と考えたとき、多くの人は資格ガイド、ウェブサイトのまとめなどの資格一覧を見ることが多いと思います。

ただ、大手通信販売会社などで販売されている教材は、決して安くありませんし、勉強期間も長く設定されています。

ですから、自分に合っている資格をしっかりと見つけ出し、取得することが大切になります。

そのためには様々な媒体から情報を収集する必要があります。

そして、取りたい資格が見つかったら、その通信講座や教材一覧を、今一度調べましょう。

たとえば、宅建であれば、ユーキャン、TAC、LEC、らくらく宅建塾、大原、日建学院などで勉強する方法があります。

ただし、どれも万能というわけではありません。

宅建の資格取得のために、大手通信講座に申し込み、しっかり学習し、その会社が行っていた模試で高得点を取ったのにもかかわらず、本番の試験ではほとんど見覚えのない問題ばかり出題され、合格はギリギリという事例もあります。

なお、その年の当大手通信講座からの宅建合格者は、前年より減少しました。

こういった事態に陥らないため、口コミや評判、各社の合格者比率だけでなく、自分の特性を知り、自分に合った勉強方法を選ぶことが重要です。

たとえば、教材を読んで覚えるのが得意な人、CDの音声講座が覚えやすい人などがいますね。

宅建の場合、試験は年に1回です。

失敗しないように事前にしっかり調べて、資格取得にのぞむべきです。

早く就職や昇進に役立てたいからと言って、焦ってスタートすることは、時間やお金の大きなロスになることがあります。

2013年2月1日金曜日

スケジュールを上手に立てて試験に合格


資格試験を受けると決めたとき、スケジュールを立てることは大切です。

その場合に注意すべきことは、あまりたくさんのことを一日に詰め込まないことです。

どんな人でも、急に予定が入ったりして、計画が狂うことがあります。

特に、几帳面な人ほど、一日の計画がうまくいかないと気になってしまいがちです。

あなたが受ける試験の種類にもよりますが、試験までの道のりは大抵長いものです。

できれば、最後まで計画に沿って勉強を進めていきたいと思うでしょう。

ですから、目標にしたい分量の7割程度の予定を入れていくと、いざ急に用事ができて予定通りにいかなくても、焦る必要がなくなります。

少し余裕を持つことが、大切ということですね。

時間や曜日の設定などは、その人の状況にもよります。

たとえば、子育て中の主婦で、毎日の子供の昼寝時間を勉強時間にするなら、平日中心が良いかもしれません。

また、働いていて、平日はとても時間がとれない人は、休日にするなど、状況に合わせると無理なく進めることができます。

そして、毎日計画の進み具合をチェックしていきます。

思ったより時間がとれないと感じたら、その都度軌道修正しましょう。

無理なく勉強することが、何よりの成功の秘訣なのです。

良くできたときには、自分へのささやかなご褒美を準備するのもおすすめです。

いかに最後まで、勉強への気持ちを持続させることができるかが、重要となります。

2013年1月31日木曜日

簿記2級、独学合格法


私の知り合いが簿記2級に合格しましたので、その勉強スタイルを紹介しましょう。

彼が簿記2級を受験したのは、今から1年半前のことです。

仕事で簿記の知識が必要になってきたので受験する運びとなりました。

彼の同僚には、スクールに通う人もいましたが、彼は参考書を購入して独学で学びました。

彼は全く簿記の知識がなかったため、初心者でもよく理解できるような簡単なテキストを選びました。

「TAC」が販売している参考書が、自分に合っていたと聞きました。

簿記2級は商業簿記・工業簿記に分かれているので、それぞれ1冊ずつテキストを購入。

テキストは、いろいろな種類が販売されていますので、自分に合ったものを選びましょう。

さらに問題集を1冊購入しました。

その後、毎日1時間くらい勉強したそうです。

電車の中や昼休みにテキストを読んで、夜、問題集を解くというスタイルを実行しました。

最終的に、勉強に費やした期間は、半年くらいとのこと。

簿記検定の試験は商工会議所で行われ、2級の場合6月・11月・2月と一年間に3回行われます。

合格最低点は70点です。

彼は、1回不合格になり、2回目の挑戦で合格しました。

彼のように簿記初心者の場合、テキストを読んだだけでは何となくしかわからないので、問題を解きながら理解するのがポイントになります。

問題を解いた後、もう一度テキストを読んで、ようやく理解が進むという感じでしょう。

また、問題をたくさん解くということ、同じ問題を少し時間をおいて何度も解き直すということも大事です。

彼の場合、簿記検定にかかった費用は、受験料も合わせて2万円弱です。

ただし、スクールに通うと7万円くらいかかります。

「スクールは費用がちょっと...」という場合は、独学での合格を目指しましょう。

日本語教育能力検定試験に合格できた彼の方法


今回は「日本語教育能力検定試験」に合格した、私の知人の話をいたします。

日本語教育能力検定試験は、外国語としての日本語を教える基本能力を保証する検定試験です。

日本語学校や、外国の方と接するボランティアスタッフとして活躍が見込めます。

彼は、独学で初回の試験で合格しました。

準備期間は、ほぼ1年です。

この試験は、毎年1回実施されており、年間受験者数は5000人前後、合格率は約20%です。

受験者層は社会に出て働いている人が多いので、それで20%ということは、けっこうな難関試験といえます。

合格すれば、日本をはじめ外国の日本語学校や、高校・大学などで日本語を教えられる資格が得られるわけです。

実は、検定試験が資格を得る唯一の方法ではなく、日本語教育専門の大学や専門学校で一定の受講単位を得られれば、それだけ資格が取得できます。

また、日本国内では無理ですが、外国ではこれら資格がなくても、他の教員経験などがあれば採用されることがあります。

毎年受験者数は、5000人程度で推移しており、この資格にはそれなり価値があるということでしょう。

少なくとも海外の日本語学校などで日本語を教える際に、その人の基礎学力を測る唯一の公式試験といえます。

で、勉強のやり方ですが、参考書・問題集が豊富ですし、過去問も出版されていますから、とにかく勉強するだけとのこと。

ただ、倍率が5倍という難関ですから、甘い考えでは合格できません。

彼の場合、仕上げに、まとめ用参考書を5回も復習したそうです。

特にわかりにくいのは音声学の部分で、しっかり理解できないと、独学ではマスターしにくいかもしれません。

ですから、そういった場合は、彼のような完全独学ではなく、数十万円の費用は掛かりますが、専門学校に通って教師に教わりながら、教員資格も取りつつ、さらに検定試験合格も目指すという案もあります。

日本語教師というのは、特にアジア諸国でまだまだ大きな需要がありますから、いざというときの生活の資になると思います。

建設業経理士(1級)合格への道のり


建設業経理士の1級に、独学で合格された私の知人の勉強方法を紹介いたします。

1級建設業経理士の試験は、建設業における簿記の試験になります。

彼女は、ある建設業の経理責任者で、1級合格を目指すように、社長から指示されていました。

しかし、当時は3番目のお子さんを出産した直後です。

仕事も残業をしながらのハードな毎日を送っていました。

ですので、勉強時間を夜中の12時から2時までの1日2時間だけと決めていました。

それを毎日行ったそうです。

当時は、1年に一度しか試験が開催されませんでしたので、落ちてしまったら、また同じ1年をやり直しです。

1級では原価計算、財務分析、財務諸表の試験がありますが、彼女は3年間かけて合格しました。

まず、原価の勉強は、とにかく過去の問題を解いていく方法です。

毎年同じような問題が出やすいので、他の試験に比べ簡単な試験になります。

次に、財務分析は、とにかく暗記です。

計算法がたくさんあるので、紙にかいて部屋中に張って暗記する方法を実践しました。

もちろん、ただ暗記するだけではダメです。

何のための計算式なのかを、自分で理解しながら覚えないと答えがでません。

意味も覚える必要がありました。

そして、一番の難題は財務諸表です。

論文もあり、財務の内容、簿記の内容をすべて理解しなければ、さっぱり解けない試験です。

なぜ簿記が必要なのか、だれが考案したのか、そこまで論文に自分の言葉で書かなければいけません。

ですから、最初のまえがき、あとがきまですべて読んで、自分が世界の大手建設会社の経営者になった気分で勉強します。

これをもう毎日、合計何百回と読みます。

ここまですると、暗記ではなく完全な理解として腑に落ちます。

合格するためには、何を質問されても答えられるくらい理解する必要があったのです。

経営学を説明できるくらい、どっぷりつかりました。

ここまでして、ようやく1回で合格できたというわけです。

難しい法律系資格試験に合格するには?


法律系の資格試験と言えば、司法試験、司法書士試験、弁理士試験などが挙げられます。

いずれも、難関国家資格と位置づけられており、何年も懸命に勉強して合格される方もいらっしゃいます。

そんな中、これら難関試験に短期で合格する方もいらっしゃいます。

ここでは、このような短期合格者に共通する勉強方法をご紹介します。

難関国家試験の短期合格者に共通する勉強方法は、ずばり「受験機関(資格試験勉強に特化した塾)の利用」です。

試験勉強なので、理論的には独学も可能と思われますが、短期合格には受験機関の利用は欠かせません。

法律には非常に多くの内容が盛り込まれていますが、これを独学で勉強するとなると、非常に大変です。

一方、受験機関は過去の試験問題の出題傾向をプロの視点で分析して、試験に重要な部分とそうでない部分をメリハリをつけて教えてくれます。

また、短期合格者は、できるだけ多くの答案練習会(模試)に参加している傾向があります。

法文や参考書を読んで理解していると思っていても、実際に模試を受けると、文章でうまく表現できないことがあるものです。

そこで、多くの模試を受けることで、本番の感覚を養うことができます。

さらに、受験機関を利用することで、同じ目標を持った仲間にも出会えます。

特に社会人になってからの資格取得は、周囲に勉強する人が少ないため、モチベーションを維持するのがなかなか難しいものです。

しかし、受験機関で多数の試験勉強をしている同志を目にすることで、自分の勉強意欲が刺激されるという効果を得ることができます。

このように、難関国家資格への短期合格には、受験機関を上手に利用することが近道となります。

とりあえず先に始めてから効率的勉強を


資格の取得を目指すとき、その資格試験の「攻略法」や「お手軽に合格する方法」などをついつい調べがちです。

しかし、何よりも大切なのは、自分自身が「その資格を絶対に取るんだ!」と思う強い気持ちと、それに向かって勉強を続けていく姿勢だと常々思います。

ですから、安易な「攻略法」などの情報を調べるよりも、まずはその資格試験の知識をひとつでも身につけることこそ大事になってきます。

資格試験の勉強においては、つべこべ考えず“とりあえず”一心不乱に勉強しましょう。

先に“とりあえず”と申し上げたのには、理由があります。

とにかく勉強を進める中にも、効率を考えることは大切だからです。

勉強の効率化を考えた場合、復習に力を入れる勉強法を採用する必要があるでしょう。

「エビングハウスの忘却曲線」という言葉を知っている方は、非常に多いと思います。

それによると、一度勉強してから復習を怠った場合、一カ月もすると勉強した内容の約80%を忘れてしまうのです。

この結果を見るだけでも、勉強における復習の意義がわかると思います。

しかし、一度勉強したところを見直すのは非常に億劫なこともあり、忙しい方にとってはなかなか出来ないものです。

なので、特に定期的な復習を実践するには、非常に強い精神力が必要になります。

強い意志を持って一度やった内容を徹底的に復習していく、これが最終的に合格の近道になるということを信じなければなりません。

このように、資格試験においてはとにかく一心不乱にやるということが最も大切であり、次に復習を中心とした効率的学習を進めて行くことが大切なのです。

「とにかくやる!」→「効率化!」の流れを、常に念頭に置きながら、資格試験をクリアしていきましょう。

2013年1月30日水曜日

小さな達成感は独学勉強の大きな味方


独学で資格試験に望むあたって一番頭を悩ます問題は、やる気の持続ではないでしょうか。

特に独学で試験に挑む場合には、決まった時間に学校に通う訳ではなく、一緒に試験を乗り越えてくれる仲間がいる訳ではなく、大変孤独な戦いになります。

誰もやる気スイッチを押してはくれません。

自分で自分を奮い立たせなくてはなりません。

私も資格試験の勉強に臨む時には、この問題に直面しました。

一人で勉強するとどうしても甘えが出てしまい、中々勉強が進まなかったわけです。

しかし、それでは前に進みませんので、簡単な勉強方法をひとつ紹介します。

まず資格試験専用のスケジュール帳を用意してください。

スケジュール帳と言っても、B5サイズ程度のノートに手作りでカレンダーを書きこんだもので構いません。

大切なのは持ち運べることです。

そのスケジュール帳に、月間カレンダーと週間カレンダーの2種類を作成します。

そして、試験日までに同じ問題集を、5回やるようにスケジュールを組みます。

スケジュール帳には、一日にやる問題集の問題番号をすべて週間カレンダーに書きこみます。

また、無理しないように、週2日程度は休日をとります。

この休日は、スケジュール通りに進まなかった場合の調整日として利用できます。

これを一日一日こなしていくわけですが、達成できた日には月間カレンダーの日を、好きな色で塗りつぶしていきました。

すると、月間カレンダーの欄がどんどんカラフルになって、達成感を味わうことができるのです。

1か月後にカレンダーが好きな色で塗りたくられていたら、予定通りに勉強がすすんでいる証拠です。

スケジュール帳を開くだけで自分のがんばりが目に見えてわかり嬉しくなります。

終いには試験のために勉強するのではなく、色を塗るために勉強するくらいになります。

このスケジュール帳をいつも持ち歩き、空いた時間に眺めます。

カラフルなスケジュール帳を見て、「ここまで頑張ったんだ!最後まで頑張ろう!」とやる気が出るわけです。

独学でやる気が出ないと悩んでいる方は、是非お試しあれ。