2013年3月27日水曜日

英検準二級に合格するには


私は中学生頃から、親からのすすめで積極的に資格試験を受けてきました。

英検もその一つです。

まず三級から受験しましたが、小学生の頃から学校の授業で英語を習っていたこともあって、楽々合格しました。

ところが、準二級はそうはいきませんでした。

三級が簡単だったこともあって、準二級もそんなに変わらないだろうと、勉強を殆どしなかったのです。

最初のリスニングの時点で、全くついていけていないことに気づきました。

一方で、実際に話すのは割と得意な方でしたが、筆記で通らないことには、面接には進めません。

そのときは、予想通り、筆記を落として不合格になってしまいました。

成績表を見てみると、全体的に点数が悪かったですが、特にリスニングの点数が酷いことに気づきました。

その日から私は、母が買ってきてくれた英検対策の本を解き始めました。

しかし、学校の宿題も忙しく、次の英検までにすべての問題を解くのは無理がありました。

そこで、自分の特に苦手なリスニングと、長文読解を中心に勉強し、間違った部分をしっかり復習するようにしました。

また、長文読解が解けていない原因が、単語の意味がわからないことだと気づいたので、自分でわからなかった単語を書き記した単語帳を作り、登下校のバスの中で何度も復習しました。

そして二度目の英検準二級の試験では、勉強の甲斐あってか筆記は無事合格、続く面接もクリアし、無事準二級を取得出来ました。

私がこの経験を通して感じたことは、努力に勝るものはないということと、勉強の仕方に工夫をすることが大切だということです。

限られた時間の中で、どれだけ有効に物事を進められるか。

そのためには、まず、自分の苦手なものを知ることが大切だと思いました。

2013年3月13日水曜日

人間関係を円滑にする(秘書技能検定準1級)


2年ほど前に秘書部へ異動することになりました。

当時私は、秘書技能検定資格を持っていなかったので、秘書技能検定を受けることにしました。

3級や2級は、学生でも簡単に合格すると聞いていたので、準1級を受けることに。

分厚い教科書を一冊買って、内容を見てみたのですが、秘書技能検定の試験内容というのは、実生活でのマナーや、人付き合いを円滑にするための処世術がほとんどで、「今更人に聞けない」ネタが盛りだくさんでした。

ですから、とても興味深く勉強することができました。

秘書というのは、仕事がバリバリできる人というよりは、偉い人に寄り添って仕事する人物としてふさわしい人格が求められているのだということを、改めて知りました。

秘書技能検定準1級では、筆記に合格した後、面接試験にもパスしなくてはなりません。

年に2回の試験で、チャンスが少ないので、どうしても一発で合格したかったのですが、私は面接のときに極端に緊張してしまいました。

面接試験の面接官は、いわば秘書養成のためのプロ集団。

話し方から些細な行動まで、すべてにおいて、ものすごい秘書オーラが出ています。

これは冗談ではなく、全員、真面目なときの「エド・ハルミ」のような人達なのです。

あのレベルにまで達することが出来たら、どんな一流企業でも、トップの側近としてやっていけるに違いありません。

そんな面接官秘書3人に、じっと見つめられて緊張していたわけですが、準1級の試験にも、私よりもずっと若く、まだ高校出たばかりのような子もたくさんいたので、すでに社会人経験のある私が負けていてはいけないと気を取り直し、結果合格することが出来ました。

試験に受かったことよりも、勉強を通して得た高い一般常識力と、面接で「本物の秘書」を見た経験が、その後の仕事にとても役立ち、特に社内で良好な人間関係を構築する能力が身に付いた思います。