私は中学生頃から、親からのすすめで積極的に資格試験を受けてきました。
英検もその一つです。
まず三級から受験しましたが、小学生の頃から学校の授業で英語を習っていたこともあって、楽々合格しました。
ところが、準二級はそうはいきませんでした。
三級が簡単だったこともあって、準二級もそんなに変わらないだろうと、勉強を殆どしなかったのです。
最初のリスニングの時点で、全くついていけていないことに気づきました。
一方で、実際に話すのは割と得意な方でしたが、筆記で通らないことには、面接には進めません。
そのときは、予想通り、筆記を落として不合格になってしまいました。
成績表を見てみると、全体的に点数が悪かったですが、特にリスニングの点数が酷いことに気づきました。
その日から私は、母が買ってきてくれた英検対策の本を解き始めました。
しかし、学校の宿題も忙しく、次の英検までにすべての問題を解くのは無理がありました。
そこで、自分の特に苦手なリスニングと、長文読解を中心に勉強し、間違った部分をしっかり復習するようにしました。
また、長文読解が解けていない原因が、単語の意味がわからないことだと気づいたので、自分でわからなかった単語を書き記した単語帳を作り、登下校のバスの中で何度も復習しました。
そして二度目の英検準二級の試験では、勉強の甲斐あってか筆記は無事合格、続く面接もクリアし、無事準二級を取得出来ました。
私がこの経験を通して感じたことは、努力に勝るものはないということと、勉強の仕方に工夫をすることが大切だということです。
限られた時間の中で、どれだけ有効に物事を進められるか。
そのためには、まず、自分の苦手なものを知ることが大切だと思いました。