2013年2月27日水曜日
情報処理検定に合格する方法
今回紹介する資格勉強法は、「情報処理検定」についてです。
情報処理検定には、企業などで使っている表計算ソフト(エクセル)を使い、指定されたテーマに沿って問題の空欄を計算して埋めていく試験である「実技」があります。
そして、情報にかかわる様々な知識、たとえばコンピューターの計算方式、二進数の計算、デジタルとアナログとの違い、PDFやJPEGなどの画像ファイル形式の種類、肖像権や著作権などの法律についての試験である「筆記」があります。
実技と筆記は、両方とも70点以上とらなければ合格できません。
たとえば、筆記が90点で、実技が50点の場合、合計140点になりますが、合格することはできません。
よって、勉強するときは、両方とも確実に勉強しなければなりません。
まずは、実技についての勉強方法です。
実技は先ほども説明した通り、表の穴埋め形式で、すでにデータが記載されているところを参考にして、穴を埋めていくわけです。
問題そのものは、人間の頭でも十分計算できるレベルなのですが、厄介なのはその量と数字の桁です。
いちいち頭で数式を考えて打ち込んでいては、時間が間に合いません。
そこで使用すべきなのが「関数」です。
コンピューターは、基本演算能力や記憶能力が優れていますが、頭はとても固くて応用が利きません。
そこでコンピューターに決まった関数というものを打ち込んでやれば、コンピューターはその関数に沿って足し算や特定の条件の項目を探し出したりできます。
ただし、関数には似たようなものがいくつもあり、ほとんど同じ意味を持つ関数でも、使える条件が若干違ったり、公式の中の項目の順番が逆だったりします。
エクセルで関数を使おうとすると、丁寧なことにその関数をどのようにすれば使えるかをパソコンが教えてくれます。
しかし、専門的な用語や似ているような用語が多いので、そこでも迷ってしまうことがあります。
ですから関数をそのまま正直に覚えず、単語の意味をよく理解して関数を見直すことで、ミスすることなく答えを導き出すことができるようになります。
次は、筆記についての勉強方法です。
筆記では、二進数の計算などは、比較的簡単なのですが、最もややこしいのがファイル形式の問題です。
画像ファイル、音楽ファイルなど様々なものがあって、とてもややこしいのです。
さらに、同じようなファイル形式でも、作り出した国や流通している国によって、名前が違うこともたびたびあります。
たとえば、ファイル形式の名前は、JPEGやASCIIなどローマ字の短縮形がほとんどです。
JPEGの「J」はジャパニーズの「J」で、国の頭文字をとっています。
このような例は、枚挙にいとまがありません。
ですから、単語の意味に注目して覚えると、区別が付きやすくなります。
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