2013年5月22日水曜日

毒物劇物取扱責任者に合格するには創意工夫が大切


記憶するものを、イメージ化して覚えるという方法があります。

脳科学を基にした記憶に関する本によると、人間はイメージ化すると、覚えやすく、また忘れにくくなるのだそうです。

私が記憶のイメージ化を利用したのは、毒物劇物取扱責任者の試験の時が初めてでした。

もっとも、最初は上手くいきませんでした。

化学物質をイメージしようにも、説明からは想像が広がりませんでした。

そこで、化学物質を擬人化したキャラクターのイメージを創作し、物質の特性から由来した色の服を着せるなどの工夫で、覚えることに成功しました。

また、私の友人が別の国家資格を受験する際に、法令を具体的にイメージできるよう挿絵風に図化し、プレゼントしたところ、内容そのままの単純かつ簡単なものでしたが、どうしても覚えられなかったことが覚えられ、試験でも役立ったと喜ばれました。

法令や法規は、言葉の羅列に見えがちなので、イメージ化することが特に有効かもしれません。

内容を具体的にイメージ出来ないと、覚えにくいものです。

また、内容を理解しないとイメージすることが出来ないので、理解と記憶の両方に効果があるはずです。

記憶の研究によると、絵や写真などは意味があるイメージの方が、より覚えやすいようですが、自分で簡単な図を描く方が有効に記憶できる場合も有りますので、自分に合ったやり方を試してみてください。

2013年5月8日水曜日

勉強を楽しんで危険物取扱者乙種第4類に合格


上司に呼ばれ、危険物取扱者乙種第4類の試験を受けるよう命じられました。

そして最後に、「一発で合格するように」と、付け加えられました。

しかも、私と一緒に受けることになった人たちは、優秀な人ばかり。

学生時代、化学が苦手だった私には、大変なプレッシャーでした。

勉強を始めたものの、すぐにスランプに陥り、日を追うごとに、だんだんと手につかなくなっていきました。

気づけば、本の前でぼんやりしているということが多くなりました。

ある日、勉強会に誘われ、気後れしながらも断りきれずに参加たところ、久しぶりに、「合格したい」という強い気持ちが蘇えってきました。

明るい会話で、萎縮が解けたのだと思います。

また、私も皆と合格したい、という気持ちが芽生えました。

そこで、私が抱えているプレッシャー・悩みを、思い切って彼らに打ち明けてみました。

すると、仲間の一人が照れくさそうに、「実は、、、」と、秘策を教えてくれました。

それは、「勉強をゲームに変える」という方法です。

例えば、クイズをつくり、盛り上げたナレーションで採点する。

早覚え的なダジャレや語呂合わせをつくる。

覚えやすさという利点と、もう一つ、しんどい気分の打開に効果があります。

自分にとって面白おかしいことがポイントなので、オリジナルで考えるのがいいでしょう。

そこから勉強を楽しめるようになったりして、「これだけは覚えている!」という自信が付くと、不思議とプレッシャーを克服できたりします。

こういった方法で、私にもエンジンかかり、短期間で追い上げて、無事合格することが出来ました。